先日、石神井町つつじ保育園の看護師さんによるミニ講座を開催しました。
保護者の方から事前のアンケートでいただいた質問を中心にお話をしてくださいました。
日頃、保育園でたくさんのお子さんに関わっている看護師さんならではの実際にあった様々なケースを交えてお話をしてくださいました。
講座の内容の一部をご紹介します
・保育園での怪我の種類、対応
・頭を打った時の対応
・嘔吐、下痢の時の、食事について。処理の仕方について。
・発熱時の対応と受診の判断について
・皮膚の乾燥について
他にも、参加された保護者の方を交えて、「耳かき嫌がる子はどうしてる?」「薬を嫌がって飲んでくれなくて困っていますが、何か良い方法はないかな?」「急に熱を出した時になかなか病院の予約が取れなくて困っている」など各ご家庭の困りごとや、情報交換をしながら和やかな雰囲気でいろいろなお話ができました。
特にこの季節は、嘔吐下痢が流行することもあり、嘔吐した時の処理の手順を分かりやすく説明してくださった場面では、「なるほど~!」と保護者の方の反応も大きかったです。
嘔吐時の処理の手順について簡単に記載します。
①処理する人はマスク、手袋をつけて換気をする。
②嘔吐物に新聞紙やペーパーなどをかぶせて覆う。
(嘔吐物から空中にウィルスが広がるのを防ぎます。)
③ペーパーの上から消毒液をまんべんなく振りかけて15分間放置する。
(嘔吐物や新聞紙はビニール袋に入れてしっかり口を縛って捨てましょう。)
④お子さんの服や周囲の物の処理をする。(汚物のついたものはビニール袋に入れる。塩素系の消毒液で消毒をする。)※色落ちに注意
⑤最後に手洗いを忘れずに。
次回キッズだよりでもさらに詳しく掲載します。ご家庭でも是非参考になさってください
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